ちゃこちゃこの「わたくしごとですが」日記

ちゃこちゃこです。2児(3歳・1歳)の育児奮闘中です。育児のことを中心にゆるーい日記を更新していきます。

帝王切開予定から普通分娩になった話

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みなさん、どうも!ちゃこちゃこです。

新年あけましておめでとうございます!ブログを書き始めてまだ日も浅く、はてなブログもまだまだわからないことだらけですが、よろしくおねがいします。

 

実は育児真っ只中の初ママです。毎日が刺激的です(笑)

 

娘が生まれたのが1月なので、もうすぐ一歳になります。一年前はまだお腹にいたのになぁ…としみじみしております。

 

妊娠→出産にいたるまで、何事もなく…といかず、いろいろトラブル続きでした。当時は働きながらでした。体はだるいし、つわりはつらいし、眠いしで自分の体なのに自分のものではないような不思議な感覚でしたね。

妊娠自体は二回目でしたが、出産は初だったので、当時はたまごクラブを読み漁っていたなぁ~と思い出しております。

 

娘の誕生月でもある今回は新年一発目、帝王切開予定だった私が普通分娩になった話を書いていきたいと思います。

新年そうそうなんでそんな話書くのよ?とか突っ込みがきそうですが( 一一)

 

理由としては、妊娠、出産の際、トラブルなく過ごす方ももちろんいますが、働く女性が多くなった今、様々なトラブルを抱えながら、働いていたり、子育てしていたㇼするということを少しでも知ってほしいな、と思ったからです。

 

そんなことわかってるわ!と、言われそうですが、やっぱり体験してわかることってすごく多くて、産むことができない男性であったり、出産未経験の人からすればどこか他人事に聞こえてしまうと思うんです。それは仕方ないと思うんですね。

 

だからこそ、妊娠、出産は簡単なことじゃない、命の危険(母子ともに)があることなんだってちょっとでも頭の隅に覚えておいてほしい。

 

まじめでつまんない印象を与えるかもしれませんが、お付き合いいただけると嬉しいです^^

妊娠後期に言われた前置胎盤

 

 

私は妊娠後期に前置胎盤と診断され、自宅安静を言い渡されました。診断書を書いてもらい、勤めている会社に提出し、自宅安静をしておりました。家族をはじめ、会社には大変迷惑をかけましたが、理解を得られて休むことができたので、本当に感謝しています。

 

話を戻しますが、自宅安静といわれたからといって、どこか具合が悪いとか、気分が悪いとかそういったことはなかったので、すごい罪悪感でいっぱいでした。

 

元気なんだし働きにでたいと思っていましたが、医者からは冷たく、「出血したら即入院だからね。赤ちゃんを危険にさらしたいならどうぞお好きにしてください」的なことを言われました。

 

当時は「なんでそんな冷たくいうのよ…しくしくしく」とショックを受けました。が、思い返せばごく当たり前のことを言っているだけでしたし、むしろ母子の体を気遣ってくださるお医者さんだったんですよね。ですので、私は妊娠中、とても周りの理解やサポートがあり、本当によかったなと感じています。

 

自宅安静をして、とくに出血等もなく過ごしていましたが、なかなか胎盤はあがらず、「このままの状態だと帝王切開で出産になるでしょう」と話をされました。

 

帝王切開と聞いて、すごくショックでした。私は普通分娩が出来ないなんて、そんなの出産と言えるのだろうか…。産む痛みを感じることで初めて母親になれるのではないだろうか…。そんなことばかり考えていました。 しかし、無知だった私は、帝王切開とはなんなのか、知る必要があると感じ、調べました。

帝王切開とは

帝王切開には二通りあります。

 

予定帝王切開

予定帝王切開というのは、お医者さんと日にちを決め、赤ちゃんを取り出す出産方法です。私のように胎盤が子宮口に被さり、出産時に大量の出血をともなう危険な出産と判断された人や、逆子の時も予定帝王切開になるようです。

緊急帝王切開

緊急帝王切開とは違い、緊急時に執り行う帝王切開のことです。緊急帝王切開になるときは、胎児機能不全(へその緒が首にからまるなどの理由で赤ちゃんの呼吸が浅くなり、呼吸が弱くなってしまう状態)や、微弱陣痛(陣痛が始まっているにも関わらず、弱かったり、間隔が短いなどで時間がかかり、母体に疲労が蓄積してしまいます。その場合、陣痛促進剤を投与し、本格的な陣痛にもっていくのですが、それでもダメな場合は帝王切開になるようです)

 

など、様々な理由により、母子の安全が危険と判断されると緊急帝王切開になるそうです。 帝王切開についていろいろと調べていると、麻酔をするので普通分娩の時のような痛みはないが、お腹を開くためにメスが体に入りますので、開いた腹部の縫合もあります。ですので術後は痛みがあると書いてありました。

 

普通分娩でも、帝王切開でも、痛みはつきものなんだということが理解できました。帝王切開も立派な出産なんです。生命の誕生には変わりがないんです。どんな方法であろうとも、母子ともに安全に出産が終わればいいと思うことが出来ました。

帝王切開日を決める

妊娠も九か月を過ぎ、やはり胎盤はあがっておらず、帝王切開する日を決めましょうということになりました。出産予定日よりも半月ほど早くの出産になる予定でした。その頃、お腹のなかにいた娘は体重が2,500グラムあるかないかでした。

 

帝王切開予定日まであと2週間ほどあるので、その頃には2,500グラム以上になっているだろうし、取り出しても大丈夫でしょうと先生は言っていましたが、私は気が進みませんでした。 確か帝王切開予定日が38週と1日だったかと思います。

 

半月以上早まった出産に心が追い付いてきませんでした。

 

妊娠後期から前置胎盤と診断され、帝王切開も頭に入れておいてねと言われていたにも関わらず、どこか他人事でした…。本当になんにも考えてなかったです…。

 

その旨を旦那や家族に伝えました。「とにかく母子ともに安全であればいい」と言われました。私の母親に関しては、私が手術でメスを入れられるため、傷跡が残ることを嘆いていましたね…。もっと丈夫に産んであげられていたら、と自分を責めていました。

 

「なったもんは仕方ないし、むしろ安全に出産できる方法なんだから、心配しないでよ」と声をかけました。 本当は普通で産みたかったし、帝王切開が怖くないわけではなかったので、複雑な心境でした。しかし、帝王切開であっても、出産には変わりありませんし、わが子が安全に産まれてきてさえすれば御の字でしたので、とにかく前向きに!毎日を過ごしていました。

 

残りの時間はとにかく一人の時間がなくなるといわれていたので、したいことをしていましたね。本を読んだり、映画を見たりしていました。また、子供が生まれてからは落ち着いて外食なんてできないから…、なんて理由をつけて(笑)寿司やらレストランやらラーメンやら食べ歩いていました(笑)「心の栄養でもあるけど、お腹にいる赤ちゃんの体重を増やすためにも食べなければ!」(間違った解釈ですので参考にしないでください。絶対(笑))とにかくほぼ毎日のように外食を楽しんでおりました…。(お金がつきそうになったのはいうまでもありません…)

帝王切開前最後の検診でいわれたこと

帝王切開予定日が12月中旬だったのですが、その1週間前に、最後の確認ということで検診がありました。 病院で私の名前が呼ばれ、いつものようにノンストレステスト(赤ちゃんの心拍を確認したり、子宮収縮の間隔などがわかるものです)を受けました。そして念のため、再度胎盤の位置を確認するべく検診してもらいました。

 

そしたらですね、胎盤が上がっていたんです

 

低置胎盤ではありましたが、普通分娩が可能との診断を受けました!ですので予定帝王切開日はキャンセルとなりました。普通分娩に向けて、今まで運動や母乳マッサージが禁止になっていたのが突如解禁となりました。あまりの展開に多少戸惑いはありましたが、とても嬉しかったです。

 

以上が帝王切開予定から普通分娩になった話です。出産間近になるとお腹も大きくなるので胎盤が上がりやすく、私のように前置胎盤で帝王切開予定だった人が、普通分娩で出産できたというケースは多々あるようです。私もその1人になれたことは、本当に嬉しかったです!

 

私のように胎盤が上がって急きょ普通分娩になるケースがありますので、同じ境遇の人も、どうなるかはわかりませんから、余計な心配ばかりせず、マタニティライフを楽しんだほうがいいと思います! 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!